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⁑リフォームでアンティーク組子を取り入れて窓をおしゃれに

リフォームでアンティーク組子を取り入れる

日本の美しい伝統工芸の一つ組子は、細い木片を釘を使わず組み合わせて幾何学模様を作り出す技法で、和室の欄間や障子などに使われてきました。職人さんが一つ一つ手作りで作るため、世界で一つのオリジナルになります。その為、値段が高くなってしまい、手を出しにくいという方もいるのではないでしょうか。リフォームで組子を取り入れたいという方におすすめなのがアンティーク組子建具です。アンティーク組子建具は、古い組子を修繕・手直し美しさを保ちつつ、珍しい模様もあるため、新品より値段も安価な上に魅力的なものが豊富にあります。組子越しに窓から入る優しい光は和室を暖かく照らし、お部屋を上品な印象にしてくれます。アンティーク組子は塗装されているため、お部屋に合わせた色合いで選ぶことも可能になっています。落ち着いた雰囲気に統一したり、真新しさがないため古民家風なお部屋にもしっくり来るデザインになっています。

また、組子の模様にはそれぞれに意味があります。王道の麻の葉模様は、厄除けとして、日本を代表する花として愛される桜は始まりを意味し、組子欄間などによく使用される胡麻の実の断面をモチーフにした模様は、健康や長生きといった縁起物とされています。この他にもさまざまな模様があるため、アンティークで探す際はこういった意味を考えながら選ぶのもいいかもしれません。

和室が減ることで減少傾向にあった組子細工は、インテリア家具にも取り入れられるようになり注目を集めています。リフォームの際は、どういったイメージの組子細工を取り入れたいのかを考えアンティークやインテリアなどにも注目してみると、より視野が広がり素敵なおうちになるかもしれません。

古民家風なお部屋にもしっくり来るデザイン